“かげみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
影身68.8%
蔭身25.0%
陰身6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
影身かげみに附添うて、何うともして伊之助さんを守らねばなんねえぞ、これで汝の思う心も届き伊之助さんと盃いすれば斯んな嬉しい事は有るめえ
今日は御葬り下され御回向ゑかうあづかりしことの有難く御かげにて未來みらいを助かりますによりはゞかりながら是より其報恩はうおんに御前樣の蔭身かげみに添て何卒御立身出世りつしんしゆつせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「その代り、ひよつとしてお前が後になるやうだつたら、俺は死んでも……たましひはおまへの陰身かげみを離れないから、必ず心変こころがはりを……す、するなよ、お静」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)