“かくりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
確立60.0%
確率20.0%
角立20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糟谷かすやはあければ五十七才になる。細君さいくんはそれより十一の年下とかいった。糟谷は本所ほんじょしてきて、生活の道が確立かくりつしたかというに、まだそうはいかぬらしい。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
宝くじの一等があたる確からしさを、いわゆる確率かくりつ法則ほうそくによって計算することができる。その法則によって出てきたところの「宝くじの一等があたる確からしさ」の率は、万人に平等である。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかれども王家あにこれをもって教をたつるものならんや。百露の王すでに西班牙スペインのために滅さる今にいたりて、天孫の国、万国と角立かくりつするもの、ひとり皇国あるのみ。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)