“かいぞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
介添100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯父は捜索につかれ切って半病人になってしまった。そこへ警視庁からかさねての呼び出しが来たので今朝、めいのダリアを介添かいぞえに桜田門さくらだもんへ行ったというのだ。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「それじゃ内藤の介添かいぞえになれ。二人ふたりで出てこい。しかし手出しをすると承知しないぞ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そこで同志の心を安んずるために、まずせがれ主税ちからに老巧間瀬久太夫を介添かいぞえとして、大石瀬左衛門、茅野かやの和助、小野寺幸右衛門なぞとともに、自分に先立って下向させることにした。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)