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おやじどの
ふりがな文庫
“おやじどの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
親仁殿
50.0%
親父殿
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親仁殿
(逆引き)
はて、何んであろうと、
親仁殿
(
おやじどの
)
が固くなって、もう二、三度
穿
(
ほ
)
り拡げると、がっくり、うつろになったので、山の腹へ
附着
(
くッつ
)
いて、こう
覗
(
のぞ
)
いて見たそうにござる。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
親仁殿
(
おやじどの
)
、
鍬
(
くわ
)
をかついで、この坂下へ
遣
(
や
)
って来て、自分の
借地
(
しゃくち
)
を、
先
(
ま
)
ずならしかけたのでございます。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
別に何んにもありませんので、
親仁殿
(
おやじどの
)
は
惜気
(
おしげ
)
もなく
打覆
(
ぶっかえ
)
して、もう
一箇
(
ひとつ
)
あった、それも甕で、奥の方へ
縦
(
たて
)
に二ツ並んでいたと申します——さあ、この方が
真物
(
ほんもの
)
でござった。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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親父殿
(逆引き)
文「これ/\
親父殿
(
おやじどの
)
、これは
些
(
いさゝ
)
かであるが、ほんのお礼の印だ」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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