“おほひら”の漢字の書き方と例文
語句割合
大平100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大平おほひら(くわい。しひたけ。ゆづ)。汁(とうふ。ふのり)。茶くわし(せんべい)。引くわし(うんどん五わただし四十めたば。まんぢゆう七つただし一つに付四厘づつ)
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
さりとは無左法ぶさはうな置つぎといふが有る物か、それは小笠原か、何流ぞといふに、お力流とて菊の井一家の左法、畳に酒のまする流気りうぎもあれば、大平おほひらふたであほらする流気もあり
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
大平おほひら鯛麪たひめん旨煮うまに烏賊牛蒡土当帰うどおほむね此類であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)