“おおゆうだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大驟雨66.7%
大夕立33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちま大驟雨おおゆうだちとなったので、蒼くなって駈出かけだして帰ったが、うちまでは七、八町、その、びしょ濡れさ加減かげん思うべしで。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ああ、われら父子もついに、ここで非命の死をうけるのか」となげきかなしんでいたが、なおこの父子の天運が強かったものだろうか、時しも沛然はいぜんとして大驟雨おおゆうだちが降ってきた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するうちくもの中からぴかりぴかり稲妻いなずまがはしりして、はげしいかみなりがごろごろしました。やがてひどい大夕立おおゆうだちになりました。
雷のさずけもの (新字新仮名) / 楠山正雄(著)