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おうにん
ふりがな文庫
“おうにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
応仁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
応仁
(逆引き)
応仁
(
おうにん
)
の乱か何かに
遇
(
あ
)
つた人の歌に、「
汝
(
な
)
も知るや都は野べの
夕雲雀
(
ゆふひばり
)
揚
(
あが
)
るを見ても落つる涙は」と云ふのがあります。
丸
(
まる
)
の
内
(
うち
)
の焼け跡を歩いた時にはざつとああ云ふ気がしました。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
応仁
(
おうにん
)
の乱は細川勝元、山名宗全の両頭目の死によって一時、中央では小康を得たようなものの、
戦禍
(
せんか
)
はかえって四方へ
撒
(
ま
)
き散された形となって、今度は地方地方で
小競合
(
こぜりあ
)
いが始まりました。
鯉魚
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なぜなら奥書きの保存は必ずしもその本が原形のままであるということの証明にはならないからである。たとえば
応仁
(
おうにん
)
の乱の際には無数の典籍が焼かれたが、幸いに耄及愚翁本は助かったとする。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
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