“おうしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
王植50.0%
黄色50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滎陽けいようの太守王植おうしょくは、すでに早打ちをうけとっていたが、門をひらいて、自身一行を出迎え、すこぶる鄭重に客舎へ案内した。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしの愚息は、胡班こはんといって、いま滎陽けいようの太守王植おうしょくの従事官をしています。やがてその道もお通りになるでしょうから、ぜひ訪ねてやってください」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然れども当時の板画はことごとく単色の墨摺すみずりにして黒色こくしょく白色はくしょくとの対照を主とし、これにたん及び黄色おうしょく褐色かっしょく等を添付したれども、こは墨摺のあとに筆を以て補色したるものなるが故に
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)