“えんりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鄢陵40.0%
円了20.0%
延陵20.0%
燕陵20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左氏さし鄢陵えんりょうたたかいを記するに当ってもまず敵の陣勢から述べている。古来から叙述に巧みなるものは皆この筆法を用いるのが通則になっている。だによって吾輩が蜂の陣立てを話すのも仔細しさいなかろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いや井上円了えんりょうさんも来て居る。」「そりゃ奇遇きぐうだ。君が出際でしなに死なずに帰ってくれろといって僕は頼んだが、よう死なずに帰って来た。実にうまくいった」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
十二月十四日の日暮に私はちょっと外に出て居りますと、井上円了えんりょう博士が大宮さんの所に着かれたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
延陵えんりょう季子きし、その長子をほうむりて、『骨肉は上に帰復すさだめなり。魂気の若きは、すなわちかざるなし、かざるなし』とのたまいし、云云うんぬん
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
伊東燕陵えんりょうがでた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)