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えいじょく
ふりがな文庫
“えいじょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
栄辱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栄辱
(逆引き)
「周泰。汝は呉の功臣だぞ。今日以後、われは汝と
栄辱
(
えいじょく
)
を
倶
(
とも
)
にし、生命のあるかぎりこの度の働きは忘れない」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我事
(
わがこと
)
すでに
了
(
おわ
)
れりとし主家の結末と共に
進退
(
しんたい
)
を決し、たとい身に
墨染
(
すみぞめ
)
の
衣
(
ころも
)
を
纒
(
まと
)
わざるも心は全く
浮世
(
うきよ
)
の
栄辱
(
えいじょく
)
を
外
(
ほか
)
にして
片山里
(
かたやまざと
)
に
引籠
(
ひきこも
)
り静に
余生
(
よせい
)
を送るの
決断
(
けつだん
)
に出でたらば、世間においても真実
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
オルカニヤの作といい伝えている画に、死の神が老若男女、あらゆる種々の人を捕え来りて、帝王も乞食もみな
一堆
(
いったい
)
の中に積み重ねているのがある、
栄辱
(
えいじょく
)
得失もここに至っては一場の夢に過ぎない。
我が子の死
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
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