“えいげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
㦣言25.0%
影顕25.0%
永言25.0%
英彦25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
㦣語えいご』は抽斎が国文を以て学問の法程をして、及門きゅうもんの子弟に示す小冊子に命じた名であろう。この文の末尾に「天保辛卯しんぼう季秋きしゅう抽斎酔睡すいすい中に㦣言えいげんす」
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
われらが寝所には、久遠本地くおんほんじの諸法、無作法身むさほっしんの諸仏等、悉く影顕えいげんし給うぞよ。されば、道命が住所は霊鷲宝土りょうじゅほうどじゃ。その方づれ如き、小乗臭糞しょうじょうしゅうふんの持戒者が、みだりに足をるべきの仏国でない。
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
嗚呼卑むべきは我心にもあるかな。少女が胸中の苦を永言えいげんして、これをして深く生涯の不幸を感ぜしめ、終にはその額に接吻して驚かしたるは何事ぞや。
北のかた雲にかぐろき山の英彦えいげんならむ尖りる見ゆ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)