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うわなり
ふりがな文庫
“うわなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
後妻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後妻
(逆引き)
膚
(
はだ
)
があたたかじゃに因って人間よ、冷たければ天女じゃ、と皆いうのじゃがの、その長者どのの
後妻
(
うわなり
)
じゃ、うわなりでいさっしゃる。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、お京さんが、むこうの
後妻
(
うわなり
)
の目をそらして、格子を入った。おぶさったお前さんが、それ、今のべっかっこで、妙な顔……
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
向う
門
(
かど
)
に立っている
後妻
(
うわなり
)
に、はかない恋をせかれて、五年前に、おなじ淵に身を投げた、優しい姉さんのようにも思われた。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背中へ、べっかっこで、(ばあ。)というと、カタカタと薄歯の音を立てて
家
(
うち
)
ン中へ入ったろう。私が
後妻
(
うわなり
)
に赤くなった。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「か、知らぬか、のう。二度添とはの、二度目の妻の事じゃ。男に取替えられた
玩弄
(
おもちゃ
)
の
女子
(
おなご
)
じゃ。古い手に摘まれた、新しい花の事いの。
後妻
(
うわなり
)
じゃ、
後妻
(
ごさい
)
と申しますものじゃわいのう。」
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うわなり(後妻)の例文をもっと
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