“のちぞえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後添55.6%
後妻33.3%
後妾11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藩出身で今はしかるべき地位にある人が、「ちょうどお似合に思われるから、お後添のちぞえに遊ばしたら」
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
後妻のちぞえにはぜひともそういうピチピチしたお嬢さんをもらいたいつもりなのだ、そういうお嬢さんたちに気にいるようなしゃれたことをいってみたいのである。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「ははあそれでは後妾のちぞえなどに?」
郷介法師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)