“うわぐつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上靴71.4%
上沓21.4%
上履7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのでこぼこの床の上には、ほこりがこびりついて、かつてほうきをあてられたこともなく、古い上靴うわぐつや靴やきたないぼろなどがあちこちに取り散らされていた。
これ以上の案内者はない。同君が計画したという藺草いぐさ(ワングル)の上沓うわぐつは形も細工も見事であった。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
旦那さんが泥だらけの靴をいだら、僕がそいつを廊下へ持って出る。だが、エルネスチイヌ姉さんは、上履うわぐつを持ってくる権利をだれにも譲らないんだ。自分で刺繍ししゅうをしたからなんだ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)