“うづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卯月89.3%
四月10.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天しょうじゅういちねん卯月うづき二十四日と申すおくがたの御さいごの日におわってしまったのでござりまして
盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
七夕祭りの内容を小別こわけしてみると、鎮花祭の後すぐに続く卯月うづき八日の花祭り、五月に入っての端午の節供せっくや田植えから、御霊ごりょう・祇園の両祭会・夏神楽までも籠めて
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
悒鬱ゆううつ四月うづき空、桜は散りましたが、梅雨前の気圧が、妙に人間の心を灰色に沈ませます。