“よつき”の漢字の書き方と例文
語句割合
四月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まったくさ。三月みつき四月よつきッてとこじゃないのかね。きれいな人妻の、妊娠みごもりッてやつは、妙に、男に物を思わせるものだて」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今年の四月からですから、まだほんの四月よつきにもなりません。よく気の付いて働く女でしたが、可哀想なことをしました」
ラスコーリニコフはもう四月よつきも彼のところへ行かなかったし、ラズーミヒンの方は、彼の下宿さえ知らない始末であった。