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うちかつ
ふりがな文庫
“うちかつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
打被
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打被
(逆引き)
忽忙
(
そそくさ
)
と
二重外套
(
にじゆうまわし
)
を
打被
(
うちかつ
)
ぎて
出
(
い
)
づる後より、帽子を持ちて
送
(
おく
)
れる妻は
密
(
ひそか
)
に出先を問へるなり。彼は大いなる鼻を
皺
(
しわ
)
めて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひとりの女性は、
衣
(
きぬ
)
を
打被
(
うちかつ
)
いだまま、
燈火
(
ともしび
)
から遠く離れて、泣き伏していた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御仏に仕ふる
此寺
(
こゝ
)
のものゝ、
灯燭
(
とうしよく
)
を続ぎまゐらせんとて来つるにやと打見るに、御堂の外は月の光り白〻として霜の置けるが如くに見ゆるが中を、寒さに堪へでや
頭
(
かしら
)
には何やらん
打被
(
うちかつ
)
ぎたれど
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
うちかつ(打被)の例文をもっと
(3作品)
見る
“うちかつ”の意味
《動詞》
勝つ。
打ち合いに勝る。
乗り越える。克服する。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うちかず
うちかづ
うちかぶ