“うぐい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石斑魚60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石斑魚うぐいか、たなびらか、それに木ささげ、竹の子、菊豆腐のたぐいであるが、山家にいてはめずらしくもない河魚や新鮮な野菜よりもやはり遠くから来る海のものを差し上げたら
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
鮎、うぐいはやなどが淵の中層で、ぐうぐうやっている。魚類のことであるから、いびき声は聞こえないが、尾も鰭も微動だにさせないで、ゆるやかに流れる水に凝乎じっとしているのである。
飛沙魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
春の川 うぐいむらがり 遡りけり
酒徒漂泊 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)