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『飛沙魚』
ふりがな文庫
『
飛沙魚
(
とびはぜ
)
』
この頃は、一盃のむと途方もなく高値な代金を請求されるので、私ら呑ん平にはまことに受難時代である。そのために月に一回、せいぜい二回も縄暖簾を、くぐることができれば幸福の方であるが、五十年来のみ続けてきた私が、月に一回や二回のんだのでは、夜ねむ …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
奴
(
め
)
凝乎
(
じっ
)
叢
(
くさむら
)
暖簾
(
のれん
)
沙魚
(
はぜ
)
翳
(
かざ
)
鮠
(
はや
)
鯎
(
うぐい
)
鰒
(
ふぐ
)
鼾
(
いびき
)