うぐい)” の例文
深みに続いた瀞の浅場の汀にかがんで、夏の夕方を涼んで居ると、最初水面をはやの子や、うぐいの子が跳ね上り、空中を弾道を描いて、ピョンピョンピョンと汀へ向って逃げて来る。
河鱸遡上一考 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
春の川 うぐいむらがり 遡りけり
酒徒漂泊 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)