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いんこうぶ
ふりがな文庫
“いんこうぶ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
咽喉部
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咽喉部
(逆引き)
痣蟹はピストルを捨てると、
猛虎
(
もうこ
)
のように身を
躍
(
おど
)
らせてジュリアに迫った。その太い手首が、ジュリアの
咽喉部
(
いんこうぶ
)
をギュッと絞めつけようとする。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
蔦代の死体の胸には喜平の胸の傷口の
血糊
(
ちのり
)
がべっとりとつき、蔦代の手の短刀が喜平の
咽喉部
(
いんこうぶ
)
に触れた。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
まず、目につくのは、鋭い刃物で
抉
(
えぐ
)
ったような
咽喉部
(
いんこうぶ
)
の深い傷口——うん、やっぱりさっき口笛が聞えたとき、
残虐
(
ざんぎゃく
)
きわまりなき吸血鬼が出たのだ。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
殺人であって自殺ではないことは、
後
(
のち
)
に隧道の中から探し出された
轢断屍体
(
れきだんしたい
)
の
咽喉部
(
いんこうぶ
)
に残る紫色の
斑紋
(
はんもん
)
から明らかなことだった。
扼殺
(
やくさつ
)
——つまり喉を締めたのだ。
キド効果
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それを
囲
(
かこ
)
んで二人の人物が、熱心に頭と頭とをつきあわさんばかりにしていた。一人は白い手術着を着て、メスだの
鋏
(
はさみ
)
だのを取りあげ、屍体の
咽喉部
(
いんこうぶ
)
を
切開
(
せっかい
)
していた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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