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扼殺
ふりがな文庫
“扼殺”の読み方と例文
読み方
割合
やくさつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくさつ
(逆引き)
すさまじい
扼殺
(
やくさつ
)
が行われた夜、葛木と光麻呂は遠い別棟に居り、花世はまだ十一で、眠っていたところを清成に抱きだされたのだったから
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
が、しかし、気管中にも
栓塞
(
せんそく
)
したらしい物質は発見されず、口腔を閉息した形跡もないばかりか、
索痕
(
さっこん
)
や
扼殺
(
やくさつ
)
した痕跡は勿論見出されなかった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「死んでいますね。頸にひどい傷がついている。
扼殺
(
やくさつ
)
でしょう。……電話は? このうちには電話があったはずですね」
月と手袋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
扼殺(やくさつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“扼殺”の意味
《名詞》
手で首を絞めて殺害すること。
(出典:Wiktionary)
扼
漢検1級
部首:⼿
7画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“扼殺”の関連語
絞殺
“扼”で始まる語句
扼
扼腕
扼死
“扼殺”のふりがなが多い著者
山川方夫
小栗虫太郎
三木清
久生十蘭
江戸川乱歩
海野十三
野村胡堂
宮本百合子