“いりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彝倫60.0%
為隣20.0%
威凜20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の論、彝倫いりんあつくし、動乱をしずめんというは可なり、斉泰黄子澄を非とするも可なり、たゞ時すでに去り、いきおい既に成るの後に於て、この言あるも、嗚呼ああおそかりしなり。帝ついに用いたまわず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
至善院は抽斎の曾祖父為隣いりんで、終事院は抽斎が五十歳の時父にさきだって死んだ長男恒善つねよしである。その三には五人の法諡が並べて刻してある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この女壻が為隣いりんで、抽斎の曾祖父である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
と、将軍家らしい威凜いりんをもって叱りつけます。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)