“いきづかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼吸法25.0%
呼息遣25.0%
息遣25.0%
気息遣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果して其奴は人間では無うて恐ろしい白蛇でござったわ。——ところで総の生物には、又その各自の生物に応じた一種の呼吸法いきづかいが有る物でござる。
高島異誌 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それを知らない健三ではなかったが、目前まのあたりこの猛烈な咳嗽せきと消え入るような呼息遣いきづかいとを見ていると、病気にかかった当人よりも自分の方がかえって不安で堪らなくなった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
車に乗るときどんよりした不愉快な空を仰いで、風の吹く中へ車夫をけさした。路は歯の廻らないほど泥濘ぬかっているので、車夫のはあはあいう息遣いきづかいが、風にさらわれて行く途中で、折々余の耳をかすめた。
三山居士 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
産という肉体の苦痛を眼前に控えている細君の気息遣いきづかいはただでさえ重々おもおもしかった。健三は黙って気の毒そうなその腹と光沢つやの悪いそのほおとを眺めた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)