“いあわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
居合85.7%
在合14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空屋には偶然にものお葉が居合いあわせて、彼女かれは冬子をすくわんとして𤢖と闘った。そこまでの事は冬子も知っているが、気を失って倒れたのちの出来事はちっとも判らぬ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「わしは、坑内に居合いあわさなかったからね。」あやしげな口調になった。「こうして、監督がここへかついで来さしたんだから、勿論、まだ、命はあったかもしれんな。」
土鼠と落盤 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
一六九七年豕一疋神の肉を食いたいと謀反むほんを起し、蛇に咬まれた後あだうちがてら蛇を食いおわるを、側に在合いあわせた黒人が制し得なんだ。