“いあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
居合94.4%
畏愛5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富田流とだりゅうの刀法を鐘巻自斎かねまきじさいにうけ、居合いあいを吉川家の食客片山伯耆守ほうきのかみ久安から皆伝かいでんされ、それにも甘んじないで自ら巌流がんりゅうという一流を立てたほどの者で
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
抜き打ちに斬りつけて先手を打つのが肝要だとは、日ごろ親から言われていた少年のことだ。居合いあいの心得は充分ある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
最初は怖れていた村の子供も、今はこの犬を畏愛いあいするようになっている。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)