“あんまはり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
按摩針50.0%
按摩鍼50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
商ふ物賣ものうりの聲も花街くるわ商人あきんど丁稚でつち寢言ねごと禿かふろと聞え犬の遠吼とほぼえ按摩針あんまはりの聲迄もすべ廓中くるわの事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盲目めくらやあい、按摩針あんまはり。」とはやしたので、娘は心着いて、きっと見て、立直った。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
近所で聞き合わして見ると、杉の市という按摩鍼あんまはりが、いつも千賀春のところへ出入りしていたという。……内職は小金貸こがねかし
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
可いかい、山田の古市に惣市そういちと云う按摩鍼あんまはりだ。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)