“あひかぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
合鍵83.3%
合鑰16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから盗賊は、合鍵あひかぎをださせて、泊り客のへやを順々におそひ、みんな縛りあげて、お金を奪ひ取りました。
エミリアンの旅 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
さういつてをばさんは、二人の部屋の合鍵あひかぎを、別別に出してくれました。清三の鍵には「二十七番」、睦子の鍵には「三十一番」といふ、小さな番号札がついてゐました。
母子ホームの子供たち (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
出して申しければ大岡殿は微笑ほゝゑまれコレ/\其方は正直者しやうぢきもの云事いふことかねて某しも聞及んだりなになんぢに惡事有て調しらべるわけにてはなし安心せよ今此調しらべ者に付て其具足櫃をあけんと思へども合鑰あひかぎなし是に依て其方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)