トップ
>
合鍵
>
あひかぎ
ふりがな文庫
“
合鍵
(
あひかぎ
)” の例文
ロチスター氏の
合鍵
(
あひかぎ
)
で開けられた低い、黒い
扉
(
ドア
)
は、大きな
寢臺
(
ベッド
)
と飾箪笥のある、壁布の掛つた室に我々を導き入れた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
信太郎から祕密を聞いた權次は、
合鍵
(
あひかぎ
)
で土藏に忍び込み、一度は小判を盜み出しましたが、二度目には村右衞門に見附けられて斬られてしまひました。
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから盗賊は、
合鍵
(
あひかぎ
)
をださせて、泊り客の
室
(
へや
)
を順々におそひ、みんな縛りあげて、お金を奪ひ取りました。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
さういつてをばさんは、二人の部屋の
合鍵
(
あひかぎ
)
を、別別に出してくれました。清三の鍵には「二十七番」、睦子の鍵には「三十一番」といふ、小さな番号札がついてゐました。
母子ホームの子供たち
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
當屋敷に巣喰ふ惡者が、
合鍵
(
あひかぎ
)
を作つて用箪笥を開き二品を盜んで土藏の中の奧方の
御厨子
(
おづし
)
に隱したので御座います。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
鍵
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
“合鍵”で始まる語句
合鍵語