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あつたゞ
ふりがな文庫
“あつたゞ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
敦忠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敦忠
(逆引き)
さて国経が
酔臥
(
ゑひふし
)
たるを
見
(
み
)
て
叔母
(
をば
)
を車にいだき入れて立かへり、此
腹
(
はら
)
に生れたるを中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
といふ、時平の
不道
(
ふだう
)
此一を以て
其余
(
そのよ
)
を
知
(
し
)
るべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
子の
敦忠
(
あつたゞ
)
も美男であったと云うことであるから、矢張美人系の一族たるに
耻
(
は
)
じない容姿だったのであろう。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
さて国経が
酔臥
(
ゑひふし
)
たるを
見
(
み
)
て
叔母
(
をば
)
を車にいだき入れて立かへり、此
腹
(
はら
)
に生れたるを中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
といふ、時平の
不道
(
ふだう
)
此一を以て
其余
(
そのよ
)
を
知
(
し
)
るべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかし滋幹は、自分の
胤
(
たね
)
ちがいの弟に当る中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
に対しては、
餘所
(
よそ
)
ながら深い親愛の情を寄せていた。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
又一男八条の大将
保忠
(
やすたゞ
)
、その弟中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
および時平の
女
(
むすめ
)
、(延喜帝の女御なり)孫の東宮までも相つゞきて
薨
(
こう
)
ぜらる。又時平の
讒毒
(
ざんどく
)
に
荷担
(
かたん
)
したる
菅根
(
すがね
)
の朝臣は延喜八年十月死す。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
又一男八条の大将
保忠
(
やすたゞ
)
、その弟中納言
敦忠
(
あつたゞ
)
および時平の
女
(
むすめ
)
、(延喜帝の女御なり)孫の東宮までも相つゞきて
薨
(
こう
)
ぜらる。又時平の
讒毒
(
ざんどく
)
に
荷担
(
かたん
)
したる
菅根
(
すがね
)
の朝臣は延喜八年十月死す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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