“あつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厚木80.0%
厚切10.0%
厚着10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵野の西郊を相模川さがみがわの果てまで行くと、厚木あつぎ宿しゅくから、大山、丹沢などの山々がおもてに迫って来る。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふるって厚切あつぎりの一片いっぺん中央まんなかから切断した。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それかと云って、厚着あつぎをして不形恰ぶかっこうに着ぶくれたどうの上に青い小さな顔がって居る此のへんな様子で人の集まる処へ出掛でかける気もしない。
秋風 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)