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厚木
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あつぎ
ふりがな文庫
“
厚木
(
あつぎ
)” の例文
親許
(
おやもと
)
は
厚木
(
あつぎ
)
だそうで、人をやって調べましたが、其処には寄りつかず、
請人
(
うけにん
)
は竹町の福屋甚兵衛という紙屋ですが、其処へも顔を見せません。
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
武蔵野の西郊を
相模川
(
さがみがわ
)
の果てまで行くと、
厚木
(
あつぎ
)
の
宿
(
しゅく
)
から、大山、丹沢などの山々が
面
(
おもて
)
に迫って来る。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこのいかもの部屋に、この間うちからゴロゴロしている一組は、
厚木
(
あつぎ
)
を焼け出されて以来、五日市、八王子の
宿
(
しゅく
)
と流れあるいて来た御難つづきの旅役者の一
行
(
こう
)
です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
厚木
(
あつぎ
)
在から来ているということだが、飯を
炊
(
た
)
くより外に能のない女だ、当ってみるがいい」
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
見ると
厚木
(
あつぎ
)
の天領役人と四、五人の手先です。何よりはその手にある十手の光にハッとして
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
その上お前達姉妹が借りた金も大方返した筈だし、お銀とお前は近いうちに、あの
蟹澤
(
かにざは
)
の一座から飛び出して、故郷の
厚木
(
あつぎ
)
へ歸るつもりだつた。——その通りだらう。これはお徳に聽いたのだ
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
尤
(
もつと
)
も小松屋はその後
甥
(
をひ
)
の吉太郎といふのを養つて、跡取といふことにして居りましたが、此吉太郎が道樂を覺え、散々
放埒
(
はうらつ
)
の限りを盡した揚句、勘當されて相州
厚木
(
あつぎ
)
へやられて居るとも申しました。
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
勘当されて相州
厚木
(
あつぎ
)
へやられているとも申しました。
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
厚木
(
あつぎ
)
在だよ」
銭形平次捕物控:104 活き仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“厚木”で始まる語句
厚木在
厚木綿