“あそびば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賭場25.0%
遊場25.0%
遊塲25.0%
遊歩場25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むだとは思うが、念のため幻術めくらましの囲いへ行って訊いてみなさるがよい。あそこではよく、ガチャ蠅が集まって、銭の賭事かけごとをしておりますで、そういう金をつかめば、ことによると、賭場あそびばへ顔を
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
通り抜ける人たちの下駄の歯に小径こみちは縦横に踏開かれ、昼は子供の遊場あそびば、夜は男女が密会の場所となる。
再三再四家を出でゝ豪侠を以て自から任じ、業は学ばずして頭領株の一人となり、墨つぼ取つては其道の達人を驚かしめ、風流の遊塲あそびばに立ちては幾多の佳人を悩殺して今に懺悔ざんげの種を残し
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
いくらかもやを含んでいて、白っぽく見えてはおりましたが、でもよく晴れた夏の空を、自分の遊歩場あそびばででもあるかのように、とびが舞っておりましたっけ。
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)