“あさぎもめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅黄木綿50.0%
浅葱木綿33.3%
淺黄木綿16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると中村座の初日の二日前の夜、其の幽霊が蔦芳のている部屋へぬうと現れた。蔦芳はしめたと思ってく見た。二十四五の壮い男で、衣服きもの浅黄木綿あさぎもめんの三つかしわ単衣ひとえであった。
幽霊の衣裳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
浅葱木綿あさぎもめんの服を着た、辮子ベンツの長い支那人が一人、——ちょいとこの間に書き添えるが、菊池寛の説によると、私は度々小説の中に、後架とか何とか云うような、下等な言葉を使うそうである。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
蓬々ぼう/\とし淺黄木綿あさぎもめん浴衣ゆかたにて青繩あをなはくゝられ小手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)