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あかも
ふりがな文庫
“あかも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
赤裳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤裳
(逆引き)
「吾妹子が
赤裳
(
あかも
)
の裾の
染
(
し
)
め
湿
(
ひ
)
ぢむ今日の
小雨
(
こさめ
)
に吾さへ
沾
(
ぬ
)
れな」(巻七・一〇九〇)は男の歌だが同じような内容である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
同巻十一の「
山吹
(
やまぶき
)
のにほへる妹が
唐棣花色
(
はねずいろ
)
の、
赤裳
(
あかも
)
のすがた
夢
(
いめ
)
に見えつつ」、同巻十二の「
唐棣花色
(
はねずいろ
)
の移ろひ易き
情
(
こころ
)
あれば、年をぞ
来経
(
きふ
)
る
言
(
こと
)
は絶えずて」
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
さくらちる春のゆふべや
廃院
(
はいゐん
)
のあるじ
上﨟
(
じやうらふ
)
赤裳
(
あかも
)
ひいて
来
(
こ
)
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
山吹
(
やまぶき
)
のにほへる
妹
(
いも
)
が
唐棣花色
(
はねずいろ
)
の
赤裳
(
あかも
)
のすがた
夢
(
いめ
)
に見えつつ 〔巻十一・二七八六〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
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