“あいはか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相謀57.1%
相図14.3%
相計14.3%
相諮14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
予もまた三日前において朋友と相謀あいはかり、第十九世紀においてなにをかもっとも注意すべきものかの問題を掲げて著述したるところありしが、その意
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
巴山人は早稲田出身の文士にてさざなみ山人門下の秀才なりしが明治三十四年同門の黒田湖山こざん相図あいはか麹町三番町こううじまちさんばんちょう二七不動のほとりに居をかまへ文学書類の出版を企てき。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「知れようわけはない。もし漏れては、家中の異論や動揺まぬがれ難しと案じて、老臣衆が相計あいはかって、極秘裡ごくひりにお使者を甲州へったものらしい」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
という孔明が嚢中のうちゅうの言にしたがって、玄徳と趙雲は、相諮あいはかって、船中の佳宝や物産を掲げ、また兵士をして、羊をひかせ、酒をになわせ、都街の人目をそばだたせながら
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)