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『客ぎらい』
ふりがな文庫
『
客ぎらい
(
きゃくぎらい
)
』
○ たしか寺田寅彦氏の随筆に、猫のしっぽのことを書いたものがあって、猫にあゝ云うしっぽがあるのは何の用をなすのか分らない、全くあれは無用の長物のように見える、人間の体にあんな邪魔物が附いていないのは仕合せだ、と云うようなことが書いてあるのを …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学の世界」1948(昭和23)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
執拗
(
しつこ
)
纔
(
わず
)
億劫
(
おっくう
)
列
(
なら
)
吐
(
つ
)
夕餉
(
ゆうげ
)
寔
(
まこと
)
慇懃
(
いんぎん
)
打
(
ぶ
)
措
(
お
)
方
(
かた
)
流行
(
はや
)
滾々
(
こんこん
)
狸寝
(
たぬきね
)
這入
(
はい
)
鱧
(
はも
)