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『らいてう氏に』
ふりがな文庫
『
らいてう氏に
(
らいちょうしに
)
』
らいてうさま、 お体の工合はどんなですか、私は一週間目から産褥をはなれて居ります、この辺は御大典奉祝の「ドンタク」で大変です、東京もさぞ大変でせう。 漸く帰京が出来るやうになりました。けれども子供の事では随分迷ひました。けれども結局矢張り同 …
著者
伊藤野枝
初出
「青鞜 第五巻第一一号」1915(大正4)年12月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
しも
)
与
(
や
)
逝
(
な
)
彼処
(
あそこ
)
丈
(
だ
)
関
(
せき
)
序
(
つい
)
和
(
やわ
)
安神
(
あんしん
)
尤
(
もっと
)
兎
(
と
)
泡鳴
(
ほうめい
)
良人
(
おっと
)
若
(
も
)
角
(
かく
)
他手
(
ひとで
)
一寸
(
ちょっと
)