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『あいびき』
ふりがな文庫
『
あいびき
(
)
』
……一つの小径が生い茂った花と草とに掩われて殆ど消えそうになっていたが、それでもどうやら僅かにその跡らしいものだけを残して、曲りながらその空家へと人を導くのである。もう人が住まなくなってから余程になるのかも知れぬ。それまで西洋人の住まってい …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
踵
(
きびす
)
溜
(
た
)
止
(
よ
)
早熟
(
ませ
)
赧
(
あか
)
覗
(
のぞ
)
蛇苺
(
へびいちご
)
薔薇
(
ばら
)
木蔦
(
きづた
)
何処
(
どこ
)
掩
(
おお
)
嵌
(
は
)
小径
(
こみち
)
埃
(
ほこり
)
呆気
(
あっけ
)
叢
(
くさむら
)
何時
(
いつ
)
題名が同じ作品
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)