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『空中に消えた兵曹』
ふりがな文庫
『
空中に消えた兵曹
(
くうちゅうにきえたへいそう
)
』
大正七八年比のことであった。横須賀航空隊のN大尉とS中尉は、それぞれ陸上偵察機を操縦してA飛行場に向けて長距離飛行を行い、目的地に到著して機翼をやすめるひまもなく、直ちに帰還の途についた。 両機は一千米の高度を保ちながら雁行していたが、箱根 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何人
(
たれ
)
己
(
じぶん
)
彼
(
あ
)
著
(
き
)
比
(
ごろ
)
雁行
(
がんこう
)
遮
(
さえぎ
)
繃帯
(
ほうたい
)
米
(
メートル
)
真蒼
(
まっさお
)
烈
(
はげ
)
注
(
つ
)
機翼
(
きよく
)
某日
(
あるひ
)
微曇
(
うすぐもり
)
到著
(
とうちゃく
)
僚機
(
りょうき
)