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『断水の日』
ふりがな文庫
『
断水の日
(
だんすいのひ
)
』
十二月八日の晩にかなり強い地震があった。それは私が東京に住まうようになって以来覚えないくらい強いものであった。振動週期の短い主要動の始めの部分に次いでやって来る緩慢な波動が明らかにからだに感ぜられるのでも、この地震があまり小さなものではない …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京大阪朝日」1922(大正11)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
角
(
かど
)
亀裂
(
きれつ
)
溝渠
(
こうきょ
)
頻繁
(
ひんぱん
)
銀座
(
ぎんざ
)
譬喩
(
ひゆ
)
膳
(
ぜん
)
神田
(
かんだ
)
砥石
(
といし
)
真鍮
(
しんちゅう
)
瓦
(
かわら
)
炬燵
(
こたつ
)
淀橋
(
よどばし
)
洪水
(
こうずい
)
正宗
(
まさむね
)
椰子
(
やし
)
杞
(
き
)
日向
(
ひなた
)
戸棚
(
とだな
)
宅
(
うち
)
午
(
ひる
)
凹凸
(
おうとつ
)