表面ひやうめん)” の例文
怪物くわいぶつといふものがあるならば、この軍艇ぐんていこそたしか地球ちきゆう表面ひやうめんおいて、もつとおそるべき大怪物だいくわいぶつとして、なが歐米諸國をうべいしよこく海軍社會かいぐんしやくわい記臆きおくとゞまるであらう。
三十九ねんぐわつ十九にちつたときには、美麗びれいなる貝塚曲玉かひづかまがたまの一しゆを(第四圖ニ參照)表面ひやうめんた。
まつた指定していしてありません』とつて白兎しろうさぎは、『實際じつさい表面ひやうめんにはなんにもいてありません』それから文書もんじよひらいて、『まつた手紙てがみではありません、それはうたの一せつです』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
右の下の隅にしたるは土瓶形どびんかた土器の横口よこくちにして。模樣もようは赤色のを以てゑがきたり。右の上の三個は、土器表面ひやうめんに在る押紋を其もとに還したるものにして、りも直さずひも細工の裝飾なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
周章狼狽あわてふためき戸外こぐわい飛出とびだしてると、今迄いまゝで北斗七星ほくとしちせい爛々らん/\かゞやいてつたそらは、一面いちめんすみながせるごとく、かぎりなき海洋かいやう表面ひやうめん怒濤どたう澎湃ぼうはい水煙すいえんてんみなぎつてる。
既に服飾ふくしよくの部に於てもべしが如く、土器どき表面ひやうめん押紋おしもんを撿すれば、コロボツクルが種々しゆ/″\み物、織り物、及びひもの類を有せしことあきらかにして、從つてふくろせいする事抔も有りしならんと想像そうざうせらる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
余等よらもつと興味きやうみゆうして傾聽けいちやうしたのは、權現臺貝塚ごんげんだいかひづか歴史れきしであつて、最初さいしよ野中のなかくわん發見はつけんしたのを、ふかしてたので、其頃そのころ發掘はつくつをせずとも、表面ひやうめんをチヨイ/\掻廻かきまはしてれば、土偶どぐう
世界輿地圖せかいよちづ表面ひやうめんあらはれてるものであらうか、矢張やはり印度洋インドやうちう孤島ことうだらうか、それともズツト東方ひがしへんして、ボル子オ群島ぐんとうの一つにでもぞくしてるのではあるまいか。
だいホのごと有孔石器ゆうこうせきゝをさへ表面ひやうめんた。