“孤島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことう68.4%
はなれじま15.8%
こたう5.3%
しま5.3%
はなれしま5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶海ぜっかい孤島ことうに、自分ひとりがとりのこされている。このままでいれば、ひぼしになるか、病気になるかして、白骨はっこつしてしまうであろう。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
本國ほんごく日本につぽん立去たちさつたひと其人そのひといまかる孤島はなれじまうへにて會合くわいごうするとは、意外いぐわいも、意外いぐわいも、わたくし暫時しばし五里霧中ごりむちう彷徨はうくわうしたのである。
庭球ローンテニスもある、「クリツケツト」もある、射的塲しやてきばもある、相撲すまふ土俵どひやうもある、いづれも櫻木大佐さくらぎたいさ日本につぽんづるまへから、かゝる孤島こたう生活中せいくわつちう
それからあつときにはいへうしろながれて清流せいりう身體からだきよめ、すゞしいときには留守居るすゐ水兵すいへい日出雄少年ひでをせうねん凖備ようゐしてれるこの孤島しまには不相應ふさうおう奇麗きれい浴湯よくたうはいつて、やがたのしい夕食ゆふしよくをはると
此樣こん孤島はなれしま鍛冶屋かぢやなどのあらうはづはない、一時いちじこゝろまよひかとおもつたが、けつしてこゝろまよひではなく、寂莫じやくばくたるそらにひゞひて、トン、カン、トン、カンと物凄ものすご最早もはやうたがはれぬ。