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孤
ふりがな文庫
“孤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひと
44.4%
みなしご
27.0%
こ
14.3%
ひとり
6.3%
みな
3.2%
ひ
1.6%
みひとつ
1.6%
わし
1.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと
(逆引き)
松の間から見える
孤
(
ひと
)
つ
家
(
や
)
が、秋の空の下で、燃え立つように赤かった。しかしそれが
唐辛子
(
とうがらし
)
であると云う事だけは一目ですぐ分った。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孤(ひと)の例文をもっと
(28作品)
見る
みなしご
(逆引き)
此女は八右衛門の歿後に里方
法成寺
(
ほじやうじ
)
村の門田氏に帰り、
男子
(
なんし
)
一人は
孤
(
みなしご
)
となつて門田
政周
(
せいしう
)
に養はれ、其子儀右衛門
政賚
(
せいらい
)
の弟にせられた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
孤(みなしご)の例文をもっと
(17作品)
見る
こ
(逆引き)
いやいや徳は
孤
(
こ
)
ならずで、貴公がそれがしの旧主、
鴻家
(
こうけ
)
の姫を助けだしてくれた義心に対して、自分も義をもってお答え申したのみです。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孤(こ)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
ひとり
(逆引き)
宮は
何時
(
いつ
)
までここに在らん、我は例の
孤
(
ひとり
)
なり。思ふに、彼の悔いたるとは誠ならん、我の死を
以
(
も
)
て
容
(
ゆる
)
さざるも誠なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
孤(ひとり)の例文をもっと
(4作品)
見る
みな
(逆引き)
「赤坂の築城はむだだ。——地形、兵糧からみても百日とは
支
(
ささ
)
えがたい。よしまた守りえても、笠置が
保
(
も
)
たん。——笠置が陥ちたあとの赤坂城は
孤
(
みな
)
し児にもひとしかろう」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孤(みな)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひ
(逆引き)
ばやと
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
久
(
ひさ
)
しけれど、
孤
(
ひ
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
孤(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みひとつ
(逆引き)
むしろ我が
孤
(
みひとつ
)
の
煢然
(
けいぜん
)
たる影をも納めて、野に山に棄つるがごとく、絶所、
僻境
(
へききょう
)
を望んで飛騨山中の電信局へ唯今赴任する途中である。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
孤(みひとつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
わし
(逆引き)
王いわく「吾子よ汝は善くした、それじゃ彼の
髯
(
ほおひげ
)
を数え見よ、汝も知る通りすべて三九二十七毛あるはずだ、一つでも足らなんだら汝は
孤
(
わし
)
に布二匹を
賠
(
はら
)
わにゃならぬ」
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
孤(わし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“孤”の意味
《名詞》
(コ)ひとりぼっち。
(出典:Wiktionary)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
“孤”を含む語句
孤独
孤島
孤屋
孤児
孤兒
遺孤
孤寂
孤獨
孤身
孤子
孤立
孤城
孤坐
孤蝶
孤客
孤忠
孤掌
孤舟
孤笻
孤児院
...
“孤”のふりがなが多い著者
吉江喬松
河上肇
木下尚江
内村鑑三
徳冨蘆花
中里介山
小林多喜二
吉川英治
上田敏
ロマン・ロラン