“大口魚”の読み方と例文
読み方割合
たら100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学者の例証するところによると、一ぴき大口魚たらが毎年生む子の数は百万疋とか聞く。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
例之たとへば午、吸物摘入、小蕪菁こかぶ、椎茸、平昆布、大口魚たらなます、千六本貝の柱、猪口はり/\、焼物生鮭粕漬、夕、吸物牡蠣海苔、口取蒲鉾卵橘飩きんとん青海苔をまぶしたる牛蒡鯛の小串
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
あゝ云ふ男の智識には頭があつて胴がない。精々頭と肩とだけしかない。大口魚たらの様なものだ。併し兎に角あれでも人に敏捷だと評判せられるだけがえらいよ。あんな評判を取る人間は、ルソオの所謂 De nier ce qui est, et d'expliquer ce qui n'est pas(Nouvelle Héloise)と云ふ秘訣を心待てゐるのだ。