“こうへん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口辺40.9%
公辺22.7%
後編9.1%
公邊4.5%
江辺4.5%
口邊4.5%
哄騙4.5%
爻変4.5%
觥片4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それが、また厳粛な問題なんですわ」伸子は口辺こうへんを歪めて、妙に思わせぶりな身振をしたが、額には膏汗あぶらあせを浮かせていて、そこから、内心の葛藤が透いて見えるように思われる。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
眺めて暮す。……それが唯一の希望のぞみじゃ。オオ、そういえば五百之進殿、お願いしておいた公辺こうへんへのお届けは
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よつ其駁雑そのはくざつけづり、校訂かうてい清書せいしよし、豚児とんじ京水にゑがゝしめしもの三巻、書賈しよかこひおうじ老人につげゆるもつてしきしに、発販はつはん一挙いつきよして七百余部よぶひさげり。これより書肆しよし後編こうへんふ。
扨も吉兵衞が宿やどりたる家の主人を何者なにものなると尋るに水戸中納言殿みとちうなごんどの御家老職ごからうしよくに藤井紋太夫もんだいふと云ふあり彼柳澤が謀叛むほんくみして既に公邊こうへんの大事にも及べき處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あやまつて締殺しめころしたるには相違なし然る上は容易よういならざる罪人つみんどなり嚴重げんぢうに申付るは天下の大法たいはふ公邊こうへんおきてなり餘の儀に付て慈悲の取計らひを願ふこと成ば兎も角も計らひ方有べけれ共主殺しゆごろしの大罪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
中にひとり目立っているのは、常山の趙子龍ちょうしりゅう、即ち江辺こうへん守備の大将であった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江辺こうへん四郡には張飛。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それで發掘場はつくつばめぐりしてると、珍把手ちんとつて珍破片ちんはへんすくなからずなかに、大々土瓶だい/″\どびん口邊こうへんの、もつと複雜ふくざつなる破片はへんる。完全くわんぜんつたら懸價無かけねなしの天下てんかぴんだ。
もしそれ虚妄きょもうなるがごとき、なんぞ信を開明の民に得るにたらん。いわゆる神教政治なるもの、その実は神教にあらずして、愚民を哄騙こうへんするの術なり。蛮王、一詭道きどうをもって万民を統御とうぎょせんとほっす。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
その判断なら筮竹ぜいちくはいらない。梅花堂流の心易しんえきで、ちょッとこう胸に算木を置いてみるならば……ウムと……山天大畜さんてんたいちくの二爻変こうへん、浅き水に舟をやるのかたち——君子徳を養うのこころというところだ。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
盃の底に残れる赤き酒の、まだらに床を染めて飽きたらず、くだけたる觥片こうへんと共にルーファスの胸のあたりまで跳ね上る。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)