“くちべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
口辺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北川は上目遣うわめづかいに社長の顔を眺めた。そして、五十親爺おやじ口辺くちべ一寸ちょっと恥しそうしわのきざまれたのを見ると、一種の満足を感じて、ニヤニヤ笑いながら答えた。
その口辺くちべにたえずよき微笑を、たゞよはす様にしたと云ふ伝説がある。
美術上の婦人 (新字旧仮名) / 岸田劉生(著)