ねこ
黒ねこは、家の人たちが、遠方へ引っ越していくときに、捨てていってしまったので、その日から寝るところもなければ、また、朝晩食べ物をもらうこともできませんでした。しかたなく、昼間はあちらのごみ箱をあさり、こちらのお勝手口をのぞき、夜になると、知 …
作品に特徴的な語句
うしな なさ ぶし 見守みま ゆる はん なか 主人しゅじん はい ゆう そと よる いえ いそが しょう はは よご ばこ けん しず した 世話せわ 二人ふたり ひと 人々ひとびと 人家じんか 人間にんげん 今度こんど はたら けず 場所ばしょ こえ 大騒おおさわ おく 姿すがた 子供こども やす 安全あんぜん 安心あんしん うち 小石こいし あと こころ 心配しんぱい おも かな ほう ひろ さが 方々ほうぼう 日数ひかず 昼間ひるま 朝晩あさばん もり ある のこ かあ 毎日まいにち 毛色けいろ みず 油断ゆだん もの 物蔭ものかげ いぬ 用意ようい 留守るす しろ ねむ いの かんが なか 自分じぶん 行方ゆくえ あし
題名が同じ作品
ねこ (旧字旧仮名)北村兼子 (著)