“小石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こいし96.7%
さざれいし3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そら、どらねこがきた。」といって、かおすとみずをかけたり、いたずらっは、そばをとおると、小石こいしひろってげたりしました。
ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
したには小石こいしが一めん敷詰しきづめてある。天井てんぜうたかさは中央部ちうわうぶは五しやくずんあるが。蒲鉾式かまぼこしきまるつてるので、四すみはそれより自然しぜんひくい。
中にも大島をはるかに望んで、真鶴の浜に対向さしむかう、熱海の海の岸一帯、火山が砕けた巌を飛び飛び、魚見岬にく間、小石さざれいしにも白波や、貝殻にも潮の花。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)