“森”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もり56.3%
しん40.6%
ボア0.9%
ハガ0.3%
ここ0.3%
し0.3%
しげり0.3%
もおり0.3%
ナスタ0.3%
モリ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檜木(ひのき)、椹(さはら)、明檜(あすひ)、槇(まき)、𣜌(ねず)——それを木曾(きそ)の方(はう)では五木(ごぼく)といひまして、さういふ木(き)の生(は)えた森(もり)や林(はやし)があの深(ふか)い谷間(たにあひ)に茂(しげ)つて居(ゐ)るのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その素晴らしさ満場水を打ったように森(しん)とした中に、パデレフスキーの弾くピアノの音が何ともいえない、荘厳な芸術を繰展げます。
お蝶夫人 (新字新仮名) / 三浦環(著)
A宮のご夫妻が森(ボア)をドライブしている途中、立木に衝突して亡くなられたあの日、珠子さんは買いたてのプジョォへ長謙さんを乗っけて森(ボア)へ遊びに行っていた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
森(ハガ)の入口、カペテントという野外カフェへ這入る。十七世紀の近衛兵営舎。門に一風致(ふうち)。お茶一杯一クロウネ十四オウル。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
「たったひとりで森(ここ)にいるのかい?」
狂人日記 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
それでいて、あたりは森(し)ーんとしているのです。そこを通る車はひとりでにすっかり速力をおとして、殆ど止る位にして通る。いかにも大きい都会の出来事の感じです。
白糸は一歩を進め、二歩を進めて、いつしか「寂然の森(しげり)」を出でて、「井戸囲い」のほとりに抵(いた)りぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二、ノルデはそれからまた十二年、森(ナスタ)のなかで昆布(こんぶ)とりをした。
首里王朝の頃は、公式に凉傘(リヤンサン)の立つ御嶽と認められて居たものは、極つて居た。併し、間切々々(マギリ/″\)の御嶽の神々も、凉傘(リヤンサン)を下してあふるのが、古風なのである。御嶽のある地を、普通森(モリ)といふ。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)